”自分の事は自分で決める”・・JOの呟き

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今シーズンのプロ野球も 残りわずかとなりました。
この時期になると、毎日のように 『〇〇に戦力外通告!!』 などと
報道されています。
”戦力外”という ことば・・もう少し良い言い方はないものかと思いますが。。。

プロ野球の世界では新たな選手が入団すると それだけの選手が辞めるということだそうです。
毎年100名ほどが辞めることになります。

阪神タイガースの藤川投手のように自分自身で辞めるタイミングを決め、
『もう十分やりきった。悔いはない』という
晴れやかな表情で引退する選手。

『もうあなたは必要ではありません』と一方的に告げられ、
悔いや未練を残し 、泣く泣く辞めていく選手・・。

きっと後者がほとんどなんだと思います。

どちらの方が良いかと聞かれると
自分自身で決めて引退する藤川投手の方を選びます。

”自分のことは自分で決めたい”
自分の事なのに人に決められたくない。
そりゃそうです。

施設へ入居された後も同様に、
施設に決められた生活ではなく、
ご自分で決めた生活であっていただきたい。

そのなかでも重要な場面となるのが、
施設で迎える人生の最期、いわゆる ”看取りケア”。

自分の人生の最期は やはり自分で決めたい。


ご本人やご家族は 
最期をどこで迎えるか、どう迎えるか、どこまでの医療を望むのか、などの
選択をすることとなり、深く悩み、決定します。

私たちは、ご本人やご家族の思いに寄り沿ったケアを行いたいと考えています。
誰しもが悔いのない最期を迎えていただきたい。

このブログを読んで下さっている方は
自分の最期をどう迎えようと考えていますか?
まだ若いから考えたことない、まだ関係ない、という方が大多数だと思います。
ですが、人間を含め、生物皆平等に いずれ最期を迎えることになります。
最期が来るのは ”絶対 ”です。

せっかくですので、ご両親や大切な方が どのような最期を迎えたいのか、
自分はどうしたいのか、是非 話し合ってみてください。


「へぇ、そんな風に考えてたんや」と感じるような答えが返ってくるかも。


< JO >