ノリつっこまない・・

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両手とも人差し指だけ立てて、右手の人差し指は左ほほに、左手の人差し指は右ほほに当てて、腰をクネクネしながら

「しゅーぺーで~すっ!」


理解できた方は昨年末のM-1グランプリを観た方だと思います。

観てないって方は録画してる人にぜひお願いして観て欲しいと思います。

優勝したのは別のコンビでしたが、私は「ぺこぱ」の漫才で一番笑いました。

ぺこぱの漫才は「ノリつっこまないボケ」と言われています。

何回観ても面白いです。ストレスのたまる自粛生活の中で笑いって大切です。



ここからは介護や福祉の世界で生きる方へ少し真面目な話をします。

ぺこぱの漫才は、相手の言うことや やることを否定しません。

相方が自分の目の前に立ってきたら→「俺が よければ良い」
タクシーの運転手役の相方が急にブレーキを踏み、寝だしたら→「休憩は取ろう」「日本人は働き過ぎだ」
舞台の端から変な動きをしながら戻ってきたら→「戻り方は人それぞれだ」などなど。。。

他の漫才師だと
「邪魔やがな」「なんで寝るねん」「なんやその動きは」などとツッコミを入れたり、どついたり。。。


私たちが働く、介護施設でも昼夜問わず、
『家に帰ります(怒)』や『今日も昼ごはん食べてない(怒)』『風呂に入れてもらえてない。何日も入ってへん(怒)』
『ものをすぐ盗られる。警察を呼ぶ(怒)』などの声もよく聞かれます。

そのような声に対し、きっと新人だったころは、しっかりと相手が納得するまで話を聴こう、なぜそのようなことを言うのかの根本を知ろう、としていた筈です。みんな、そうやって先輩から指導・教育を受けたのではないですか?

そんな声に慣れ、新人のころの意識が徐々に薄れ「また言っとるわ」と感じだし、上手く「かわす」技術を身に付けていきます。相手本位だったのが、自分本位に変わっていきます。

それって、否定していないようで否定していて、否定しているようで否定していない、ような感じでしょうか?


もちろん「かわし」の技術も大切なことだと思います。ただコミュニケーション能力としては...どうなんでしょ...。接客という観点で考えると...。

もう一度 言います。
ぺこぱの漫才は、相手の言うことや やることを否定しません。

ケアハウス大慈では『相手の言うことや やることを否定しません』 そう言いたいし、そうしたい。

ぺこぱの漫才は優しい。相手を受け入れること、相手を否定しないこと、自分の考えや価値観が絶対ではないこと、自分の当たり前は他者の当たり前ではないこと、など気付かせてくれます。
これに対しては「真面目かっ!」と強くツッコミを入れてもらってOKです(笑)


ダラダラと書きましたが、なにが言いたいのかというと介護の仕事をするうえで『コミュニケーション』がなによりも大切で、なによりも難しいってことです。

それと
「間違いを間違いと認められる人になろう」「できないことはできないと言おう」を常識にしよう!!

介護の未来を明るく!

< JO >